社会課題は自分ごととして共有できるかで関わり方が変わり ます。

見えなかった、触れることがなかった、知ることもなかっ た課題は世界中にたくさん存在します。

それらを映画を通して見つめる、触れることで共に解決方法を見いだせたらという思いで社会課題にフォーカスして作品を作っています。

課 題の本質を見出し、共有(シェア)し合うプロジェクトです。

本作は 1)貧困をなくそう 3)すべての人に健康と福祉を 4)質の高い教育をみんなに 10)人や国の不平等をなくそう 16)平和と公正をすべての人に 17)パートナーシップで目標を達成しよう

にフォーカスした作品になります。

https://sdgsshare.info/


Films SDGsシェアプロジェクトの枠組みでの制作作品

「旅のはじまり」 自立援助ホームに暮らす青年たち、伴走する大人たちへの密着ドキュメンタリー

イントロダクション
家庭環境にめぐまれなかった子どもたちが自立にむけて歩んでいく様子、それを支える大人たちに密着取材した本作。それぞれの子どもに必要なサポートの形。一人一人にどれだけの大人が関わってこれたのか、深く抱きしめてくれる人はいたのか。血のつながりを超えて支え合う社会を目指して。
また本作主題歌は児童養護施設で育った川嶋あいの「旅立ちの日に…」が本人快諾のもと提供された。
本作は社会課題を「知ることから」をテーマにした『SDGsシェアプロジェクト』の第一弾作品。

ストーリー
虐待やネグレクト、非行などにより『居場所』を失った子どもたちの「心」に迫る。そして自身の経験から、当事者の心で子どもたちを守ろうとする大人たちの姿を取材。大人を信じられない子どもたちの心はどんな変化を見せるのか。
子どもたちの悲痛な叫び、親の本音も交えながら、彼ら彼女だけの責任なのかを社会に問う。

「for you 人のために」 広島 被爆当事者の証言ドキュメンタリー

イントロダクション
映画「for you 人のために」は劇場公開作品「a hope of Nagasaki 優しい人たち」に続く広島の被爆者オーラルヒストリー・ドキュメンタリー映画。広島で被爆を体験しながらも人のために尽くし続けた人、今なお寄り添い続ける人に密着取材し、その思いを次世代に繋いでいく。

ストーリー
原爆投下で亡くなったアメリカ人捕虜のために半生以上を捧げた森重昭氏。 被爆者支援(被爆者健康手帳)が取れずに悩む当事者に寄り添う人。 空白の10年、援護法の改正まで窮状を訴え続けた父。 そして原爆被害を自身も受けながら市民の救援活動を行なった外国人神父たち。原爆を通して様々な人間模様が重なり、そこに指す一縷の希望。

「人のために」生きた人たちの存在。聞こえてくる言葉に 人との繋がりの大切さが浮かび上がる。被爆の惨状の共有も大事にしつつ、被爆者がここまで生きてきた証を分けることも大切に。

被爆者のそのままの声を届けていく。

「生きる…from Nagasaki」 長崎 被爆当事者の証言ドキュメンタリー



Screening SDGsシェアプロジェクトで配信・配給

「a hope of Nagasaki 優しい人たち」 長崎 被爆当事者の証言ドキュメンタリー

NHKでも特集された「焼き場に立つ少年」を追いかけている村岡さんを始め、今までマスコミなどで被爆体験を話したことがない被爆者の方々の新たな証言※1をドキュメンタリー映画化。
今までも多くのアーカイブが残され、もう語ることができる体験者はいないだろうと言われて久しい中、松本和巳監督が1年を掛けて取材を続け、得た10名の証言を一本の映画として完成させた。
昨年(2020年)8月9日(原爆が投下された日)に完成上映会を長崎で行い、11月には国連でもダイジェスト版が流された。
被爆体験を当事者として語れる方々がどんどん少なくなっていく今、その声を残していきたい。
欧米では当事者の生の声を共有するドキュメンタリーとして注目されている、口述を中心としたオーラルヒストリー・ドキュメンタリー映画である。日本ではまだ珍しいが、世界的にこのジャンルが伸びている。
また音楽はアルパ奏者の”小野華那子”が書き下ろし、ミュージカル界の宝”海宝直人”が主題歌「坂道」を歌い上げる。辛い記憶も、優しい音楽に包まれ染み込んでいく。

singlemom 優しい家族。

頼れる親や祖父母が居ない状態でシングルマザーとして生活している人は実は数え切れないほどいる。核家族化が進み、ご近所付き合いも疎遠になっている現代日本。かつてあった町全体で子育てをする様な雰囲気など最早無く、孤独と不安との戦いで日々を過ごしている。シングルマザーの状態での職探しは困難を極めている。働けたとしても大した額を稼げず、子供の学費はおろか生活費も厳しい状態で、シングルマザーの精神的負担は大きなものになっている。そんな状況の裏で、世間では大きく明るみにはなっていないものの、追い詰められて行き場を失った彼女たちを陥れる様な犯罪も横行し、また自ら不幸な事件へと手を染めているシングルマザーがいるのも事実。そのような現状を目の当たりにした劇団マツモトカズミの主宰である松本和巳が、初めて長編映画のメガフォンを取ることになった。シングルマザーが幸せに生きる道は無いのか。シングルマザーとその子供は、どうしたらより良く生きていけるのか。少子高齢化が進み、孤立化していく人間関係の中、ますます無視できない注目作である。また本作は社会貢献の新しい取り組みとして、収益の一部がシングルマザー世帯の、子供たちのために寄付されることとなっている。出演は05年「大奥~華の乱~」にて連続ドラマ初主演を務め、最近では映画「ゆらり」やNHKドラマ「マチ工場の女」で主演を務め、確実に実績を積む内山理名、芸人として以外にも俳優、映画監督などマルチな才能を発揮する魅力溢れる木村祐一、本作で映画デビューを飾ったフレッシュな長谷川葉音(はのん・撮影当時11歳)。その他、阿部祐二、石野真子らなど実力派俳優陣が脇を固める。ロケーションは北海道のニセコ町の全面協力で行われた。